モバイル系ノートパソコンに思うこと

ダイナブックC4100のセットアップをする。素晴らしいマシンなのだが、相変わらずタッチパッドの感知が機敏すぎて使いにくい。いまだかつてタッチバットを使いこなしている(使っているだけでなくマウスと同等に機能させていると言う意味で)人を見たことが無いが、本当にあのデバイスは有意義なのだろうか?IBMなどで採用されているポインティングデバイスは、よほどのこと(例:非常にややこしいドラッグとか描画)でなければマウスと同等に扱うことが出来る。その証拠になるか判らんが、うちの娘は齢3歳にしてブラウザのリンクは勿論、スクロールバーによる画面移動(『▲』や『▼』も勿論利用)をすることが出来る。
小型パソコンからIBMのようなポインティングデバイスが消えつつあるのには、ある物理的な理由がある。それは、あのデバイス自体、筐体の厚みに与える影響が大きいのだ。簡単に言うと薄く出来ないのだ。おれさまに言わせれば、小型化は大歓迎だが、限度があるだろう。そんなに猛烈に薄くする前に、軽くして欲しいと言うのが携帯性能の真髄だと思う。
薄いのに越したことは無いが、それで操作性が失われるなら手放しで喜ぶわけには行かないと言うユーザの気持ちを、メーカはもう一度(別に何度でも良いんだけど)考える必要があるのではないかと思う。売れる製品を作りたいならね。